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大学校関連
- CFDと同様のものは、もと「バケットショップ(Bucket shop)」と呼ばれ1800年末頃から1900年初頭にかけて自然発生的に登場した。これは場外取引店(Consolidator)の一種で取引所の会員権をもたない仲買人が小口投資家を相手におこなう不正規のもので、1929年の株式暴落のさいに詐欺行為として全面禁止された。現代のCFDは1990年代前半に、ロンドンで始まった。アメリカでは1997年の法改正によりCFDが開始された。
- 日本では2005年11月1日より、ひまわり証券が初めて提供開始した。2008年頃より取り扱う証券会社等が増加している。東京金融取引所が、日経225先物ではなく、日経平均株価そのものをCFDとして、2009年度中に上場させることを、2008年12月4日に発表した。
- 日本国の法律において、現物株式の差金決済取引は禁止されている。しかし、CFDでの株式の差金決済取引は、現物株が移動するのではなく、証券会社と相対取引をするのみであり、この問題を解決している。注文を証券会社が受け取ると、それをカウンターパーティーに発注し、そして、それをヘッジ市場にてヘッジ取引する仕組みとなっている。なお、FXへの規制が強化された場合、同種の店頭デリバティブであるCFDについても最大レバレッジの制限や証拠金の分別管理等の規制が導入される可能性がある。