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大学関連
- 東京六大学のひとつである立教大学は日本聖公会系のキリスト教主義学校(ミッションスクール)である。もともとは米国聖公会の宣教師が設立した聖書教育と洋学教育の私塾である立教学校が母体。設立当初の英語名称はSt.Paul's School。その後に大学として改変されたことから、第二次世界大戦前にはSt.Paul's Collegeと変更。現在は正式な英称をRikkyo Universityとしているが、Saint Paul's UniversityまたはSt.Paul's Universityとも呼ばれる。St.Paul'sの名称の由来は、アメリカ聖公会が基となる学校にはすべて「守護聖人」があり、立教大学は聖パウロが守護聖人となっているところからSt.Paul'sと呼ばれている。
- 立教大学は自らを「自由の学府」と呼び、建学の精神を端的に表す言葉として各所で使用している。
- 立教大学におけるキリスト教学とは他のキリスト教系大学にあるような牧師養成を目的とした神学では無く、純粋に学問としてキリスト教を研究する宗教学である。従って信仰の有無は問われない。聖書学からキリスト教芸術やキリスト教の倫理学まで広範な領域をキリスト教の視点からカバーしている。
- 米国聖公会(英国国教会起源の会派)の宣教師で、大阪の川口居留地に住み、英語塾「聖テモテ学校」を運営していたチャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が、1874(明治7)年上京し、聖書と英学の教育を目的として東京・築地の外国人居留地に設立した私塾"立教学校"に始まる。その後、関東大震災により築地校舎の消失に遭うも1918(大正7)年、校地を現在の池袋に移し、現在に至る。
- 作詞:杉浦貞二郎、作曲:島崎赤太郎。大正10年(1921年)に東京六大学野球連盟に加盟したのをきっかけに作られた。作詞は当時の学長事務取扱・杉浦貞二郎氏が、立教中学校教諭の諸星寅一氏に依頼。出来上がった歌詞の各節末尾に杉浦学長の発案で「自由の学府」の文句を付け加え完成した。それに東京音楽学校(現・東京芸術大学)教授の島崎赤太郎氏が曲をつけ、大正15年(1926年)、校歌「栄光の立教」が誕生した。その年の卒業式で初めて公に歌われた。携帯電話の着信メロディーとしてもダウンロードできる。
- 立教大学では2006年度に大規模な学部・学科の新設・改編を行い、以下のような変更がなされた。文学部から心理学科を独立させて現代心理学部が、経済学部経営学科と社会学部産業関係学科を合わせて経営学部が新設された。
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