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- 1885年7月に英吉利法律学校として設立された。当初は英国法に関する教育機関であったが、日本でも近代法が整備されると順次それらも教授するようになり、東京法学院、東京法学院大学と校名も変更。経済学科の設置によって1905年8月に中央大学と改称した。法曹界や官界に多くの卒業生を送り出し、「法科の中央」と称され、伝統的に法学で知られてきた。現在では6学部・(大学院)10研究科を擁し、卒業生数50万を超える総合大学へと発展している。
- 英吉利法律学校設立時の建学の精神は「實地應用ノ素ヲ養フ」であり、これをもとに建学の精神と学風をまとめて現在では「個人の自由の尊重と実証的・合理主義の学風」という表現にしている。「質実剛健」と「家族的情味」を校是としている。
- 創立当初から実学教育重視の姿勢を取り、現在でもインターンシップなどの実践的教育に力を入れている。2003年度からは各学部の教育に加えて、学籍は各学部に置きながらも学部横断的に設置された課程に所属するファカルティリンケージプログラム(FLP)を導入し、学際分野でも実践的教育を行うようになった。また欧米・東アジアの大学を中心に約100校の派遣留学協定大学があり、年間約220人が留学している。 日本において大学通信教育の嚆矢と見なされているのは、英吉利法律学校が1885年の創設時に、通学できない人々のために講義録を郵送する校外生制度であるとされる。現在ではweb上での講義視聴や地方スクーリングなども行われている。 尚、中央大学法学部通信教育課程の卒業率は、毎年6%~8%程度となっている。
- 中央大学経理研究所は、1950年に中央大学内に会社経理、税務、企業関係法規の理論と実務の研究機関として設立された。主に多摩キャンパスにて、学内の学生及び卒業者向けに日商簿記検定、公認会計士試験などの資格取得講座を開講している。公認会計士試験試験委員クラスの大学教授及び大手監査法人の現役の会計士、税理士などが講師を務め、大学が学内に自ら設置する資格試験予備校的な存在として、税理士、公認会計士を目指す高校生などの間では知られている。英語表記は"The Institute of Accounting Research"。学内での通称は「経理研」。
- 公認会計士試験制度が発足して以来、資格試験予備校が一般化するまで、中央大学は公認会計士試験合格者数首位の座を維持していたが、それはこの経理研の存在に拠る所が大きいと言われている。資格予備校が普及した現在でも、経理研の受講費用は大手資格予備校の半分以下であるため、経理研を受講するために中央大学に入学してくる公認会計士、税理士志望の高校生なども一定数いると考えられている。
- 経理研の受講生は商学部の学生が多いが、どの学部であっても受講できる。簿記講座は中央大学の学生以外でも受講できる。また中央大学駿河台記念館では、著名な講師を招き、社会人向けに資格取得以外の講座も開設している。また近年、中央大学経理研究所ch.なるeラーニングを開始した。